材木町お囃子会は、埼玉県東松山市で、祭囃子の継承をしています。
東松山夏まつりを中心に、年間を通して活動しています。
東松山の夏祭りの特徴として、各町内の山車で披露される祭囃子が個性豊かであることが挙げられます。
それは、町内ごとに様々なルーツを持っているためです。
当会が活動している、「材壱(ざいいち)」では、昔から町内にありました和菓子の富久屋の繋がりで、加須市の仲町太鼓連へ山車での演奏を依頼していました。
長らく演奏をお願いしていましたが、2008年、町内のメンバーでもお囃子をやりたいと有志が集まり、会が発足しました。
初年度は、加須市仲町太鼓連の練習会へ参加し、翌年度からは、町内の集会所へ森康秀 氏らを招き、指導を受けました。
今では一町内だけに留まらず、お囃子好きな地域の小学生から社会人まで幅広い年代が集まり、仲町太鼓連と共に伝統芸能を今へ伝えています。
当会のお囃子は、加須市の「武州加須囃子」がルーツです。
武州囃子の流れを汲み、ケンカ囃子とも言われるように、非常に早いテンポで、立って演奏する特徴があります。
お囃子は、笛、鉦、附け(小太鼓2人)、玉(大太鼓)の5人で演奏します。
笛は、曲の誘導をし、指揮者の役割となります。
鉦は、「与助」や「チャンチキ」とも呼ばれ、他の4人のテンポを合わせる役割を担います。
曲目は、「お囃子」と「にんば」があります。
「お囃子」を更に細かく分けると、「あげ」「打ち出し」「小切り」「中切り」「大切り」「ぶっきり」等で構成されています。
ここぞと言う叩き合いやクライマックスのときは、「ヒッカセ」とよばれ、更に一段と早く力強いリズムに変わり、一番の見せ場となります。
正月 初たたき
7月 第4土日 東松山夏まつり
11月 月初 スリーデーマーチ
12月15日 酉の市
材木町一丁目集会所にて、不定期に練習会を開催しています。
お囃子会の参加に興味はあるけど不安な方、まずは練習会に参加して体験してみませんか?
対象は、東松山にお住まいの小学生〜40代ぐらいまでの方で、親子で参加もできます。
参加希望の方は、下記フォームよりお気軽にお申し込みください。